東青協の歩みは、それぞれの時代に課題と向き合った議長たちの決断の積み重ねでもあります。ここでは40周年以降の歴代議長を、各期のテーマと象徴的な活動とともに紹介します。
2016–2017|青木 允 氏(青樹印刷株式会社)
キーワード:40周年/つなぐ/経営と学び
40周年を迎えた議長。2017年3月11日、ホテルニューオータニで40周年記念式典・祝賀会を開催し、「つなぐ」をテーマに先輩から現役、次世代へのバトンを意識した節目をつくりました。経営力向上、イノベーション、東青協ゼミなど、経営者としての学びも強く打ち出した期です。
その後は全青協議長として「2030年に素晴らしい企業を目指す」ことを掲げ、「エンゲージメントとハイ・サービス」を全国で展開しました。
2018–2019|今井 孝治 氏(今井印刷株式会社)
テーマ:「強く!楽しく!美しく!」
経営者として強く、交流を楽しみ、デザイン力とセンスを磨くという3つの軸を掲げました。下町SXSW、teamLab Planets、カスタマージャーニー、ジョブ理論など、学びと体験を組み合わせた企画が印象的です。
その後、全青協議長として近江商人の「三方よし」に「未来よし」を加えた「四方よしのデザイン」を掲げました。コロナ禍では全国協議会を初めてオンライン開催し、約200名が参加。リアルに集まれない時代に、青年会の可能性を広げました。
2020–2021|岩村 貴成 氏(株式会社オフセット岩村)
テーマ:「よく学び、よく遊べ」
コロナ禍の真っただ中で東青協を率いた議長。新旧議員交歓会をZoomで開催し、定例会も会場とオンラインの併用へ。識学、デザイン思考、付加価値学、事業承継など、会社経営に持ち帰れるテーマを積極的に扱いました。
その後の全青協では「本業(じく)を変えない儲かリノベーション」を掲げ、新たな課金ポイントや利益ロジックまで踏み込んで、青年会の学びを経営成果につなげる方向を鮮明にしました。
2022–2023|村井 雄大 氏(株式会社東京巧版社)
テーマ:「FunCooLove」
「楽しく・格好よく・愛される私たちへ」。印刷人と青年会そのものの魅力を外へ伝えることに力を入れた期です。SNS動画、ChatGPT、ファッション、XRなど、その時代らしいテーマを積極的に取り込みました。
2023年9月には「TOKYO PRINTERS FESTIVAL」を開催し、子どもを含む129名が参加。東青協を内向きの勉強会だけではなく、外から見ても面白い場へ変えていく試みが続きました。
2024–2025|小河原 大輔 氏(株式会社ショウビ)
テーマ:「東青協は、GYM」
東青協を「強い経営者になるためのGYM」と表現し、知識、器、人間性、コミュニケーション能力を鍛える場と定義しました。「学ぶ場」「仲間づくり」「ネットワークづくり」を一体として考えた期です。
2025年には「東青協サミット2025」を実施。支部再編後の青年会活動や組織の今後について率直な議論を行い、採用、事業承継、アトツギベンチャーなど経営者の現実的な課題にも向き合いました。
2026–2027|飯島 康弘 氏(株式会社美鈴印刷紙工)
テーマ:「響く、東青協」
50周年を迎える現役議長。「心に響く」「仕事に響く」「コミュニティに響く」の3方向から、学び、社業への持ち帰り、人と人のつながりを再構築しようとしています。
50周年では、歴代議長から受け取ってきたものを記録し、次の10年、次の50年へ何を残すかを問い直します。